NEC Aterm 19000T12BE ルーターレビュー

はじめに

PCを10Gbpsで使いたいという思いから、NECの「Aterm 19000T12BE」を購入しました。

これまでも10ギガ回線を契約していましたが、使用していたルーターのLANポートが1Gbpsまでしか対応していなかったため、PCを10Gbpsで接続することができませんでした。

10ギガ回線を契約していても、ルーターからPCまでの接続が1Gbpsでは、そこで通信速度が制限されてしまいます。以前の環境では回線速度を測定しても700Mbps程度で、1ギガ回線よりは速いものの、10ギガ回線を十分に活かせているとは言えない状態でした。

そこで、WAN側だけでなくLAN側も10Gbpsに対応したルーターを探し、Aterm 19000T12BEを購入しました。

この記事では、専門的な通信性能の検証ではなく、一般家庭でPCを10Gbps接続する目的でAterm 19000T12BEを実際に使ってみた感想を中心に紹介します。

Aterm 19000T12BEを選んだ理由

Aterm 19000T12BEを選んだ一番の理由は、WANとLANの両方に10Gbps対応ポートを搭載していることです。

10ギガ回線を契約していても、ルーターのWANポートだけが10Gbps対応で、PCを接続するLANポートが1Gbpsでは、PCまで10Gbpsで接続することはできません。

Aterm 19000T12BEはWANとLANの両方を10Gbpsで接続できるため、今回の目的に合っていました。

10Gbps対応LANポートは1つ

Aterm 19000T12BEにはLANポートが4つありますが、そのうち10Gbpsに対応しているのは1ポートだけです。残りの3ポートは1Gbps対応となっています。

Wi-Fi 7対応の新しいモデル

Aterm 19000T12BEは2026年1月下旬に発売されたモデルで、Wi-Fi 7に対応しています。

せっかく高性能なルーターへ買い替えるのであれば、できるだけ新しい無線LAN規格に対応した機種を選びたいというのも購入理由の一つでした。

購入前には他メーカーの10ギガ対応ルーターについても調べましたが評価が悪く、NECのAtermシリーズの評価が高めだったので、Aterm 19000T12BEを選びました。

Aterm 19000T12BEを実際に使った感想

本体はかなり大きい

実際にAterm 19000T12BEを設置して最初に感じたのは、本体の大きさです。

これまで使用していた1Gbps対応ルーターと比べると、かなり大きく感じました。

本体サイズはスタンドを含めて約86×251.5×249mm、質量は約1.1kgあります。持ったときに軽いとは感じませんが、持ち運ぶ製品ではないため、設置してしまえば重さは特に気になりませんでした。

使用中は本体が暖かくなる

使用中の本体を触ると、結構暖かく感じます。

高性能なルーターなのである程度の発熱は想定していましたが、周囲を物で囲んだり狭い場所へ押し込んだりせず、熱がこもりにくい場所へ設置した方がよさそうです。

本体が大きいこともあるため、購入前に設置予定の場所へ十分なスペースがあるか確認しておくことをおすすめします。

接続は今のところ安定している

実際に使い始めてから、今のところWi-Fiや有線接続が突然切れるようなことはありません。

PCでゲームをダウンロードしながら別の端末で動画を視聴しても、動画が止まったり極端に遅くなったりすることはなく、複数の端末で通信していても快適に使えています。

もちろん通信環境や契約している回線、接続台数などによって結果は変わりますが、自分の使用環境では安定して利用できています。

10ギガ回線でPCを10Gbps接続するために必要なもの

10ギガ回線を契約するだけでは、PCを10Gbpsで接続できるわけではありません。

インターネット回線からPCまでの通信経路にある機器が10Gbpsに対応していることが重要です。

主に確認しておきたいものは次のとおりです。

ルーターだけ10Gbps対応でも意味がない

例えば、10ギガ回線と10Gbps対応ルーターを用意しても、PCのLANポートが1Gbpsまでしか対応していなければ、ルーターとPCの間は最大1Gbpsでの接続になります。

デスクトップPCであれば、10GbE対応のLANカードを増設して対応させる方法もあります。

LANケーブルも確認する

LANケーブルも10Gbps通信に対応したものが必要です。10Gbpsで使用するのであれば、CAT6A以上のLANケーブルを用意する必要があります。

10ギガ回線を導入するときは回線速度だけを見るのではなく、回線終端装置、ルーター、LANケーブル、PCまで含めて確認することが重要です。
PCを10Gbps接続するために確認したいもの
機器 確認するポイント
インターネット回線 10ギガサービスを契約している
回線終端装置 10Gbpsで接続できる
ルーター WANとLANの両方が10Gbpsに対応している
LANケーブル 10Gbps通信に対応している
PC 10GbE対応LANポートを搭載している

Wi-Fi 7にも対応

Aterm 19000T12BEはWi-Fi 7に対応しており、2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの周波数帯を利用できるトライバンド対応ルーターです。

今回はPCを有線で10Gbps接続することが一番の目的だったため、Wi-Fiについて細かな速度測定までは行っていません。

実際の使用では、本体に記載されているQRコードをスマートフォンで読み取って接続できたため、SSIDや暗号化キーを手入力する必要がなく簡単でした。

接続後も、普段使用している範囲でWi-Fiが突然切れることは今のところありません。Webサイトの閲覧や動画視聴など、普段のスマートフォン利用でも特に不満なく使えています。

Wi-Fi 7対応端末を使用している場合は新しい規格も利用できるため、10Gbpsの有線LANだけでなく、家庭内の無線LAN環境もまとめて新しくしたい場合に適しています。

Aterm 19000T12BEが向いている人

実際に使ってみて、Aterm 19000T12BEは特に次のような人に向いていると感じました。

一方で、PC側が1Gbpsまでしか対応しておらず、今後も10GbEへ変更する予定がない場合は、Aterm 19000T12BEの10Gbps対応LANポートを十分に活かせない可能性があります。

また、複数のPCを10Gbpsで接続したい場合は、10Gbps対応LANポートが1つしかないことも考慮する必要があります。

まとめ

NEC Aterm 19000T12BEを購入した一番の目的は、契約している10ギガ回線をPCまで10Gbpsで接続できるようにすることでした。

これまで使用していた1Gbps対応ルーターでは、せっかく10ギガ回線を契約していても、ルーターからPCまでの部分が1Gbpsで制限されていました。

Aterm 19000T12BEはWANとLANの両方に10Gbps対応ポートを搭載しているため、10ギガ回線を有線接続のPCまで活かしたいという今回の目的に合ったルーターでした。

本体は一般的な1Gbps対応ルーターと比べるとかなり大きく、使用中は暖かくなります。また、4つあるLANポートのうち10Gbps対応は1ポートだけなので、その点には注意が必要です。

一方で、今のところ有線接続とWi-Fiのどちらも安定しており、ゲームをダウンロードしながら別の端末で動画を見るような使い方でも快適に利用できています。

APEXなど容量が多めのゲームでも、爆速でダウンロードできるようになって快適になりました。

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